樹木医とは

樹⽊の⽣理‧⽣態を理解し、調査、設計監理、維持管理業務に精通し、診断および治療をとおして落枝、倒⽊などによる⼈的、物損被害の抑制や後継樹の保護育成ならびに樹⽊の保 護‧育成に関する知識の普及および指導を⾏う専⾨家です。 国⼟交通省の定める「公共⼯事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資 格」に登録され、街路樹や公園樹⽊の点検や診断を⾏います。

樹⽊は、⽇々環境の影響を受けています。昨今は、気候変動の影響による気象害の激甚化 や新病害⾍の発⽣‧被害時期の変動など、樹⽊に対するストレスが顕在化しています。 弊社は、この樹⽊医の知識‧技術‧経験を庭づくりに活かしております。

   診断のながれ

❶外観診断

五感で読み取る

⽬視と専⾨的な診断⽤具を⽤いて、樹⽊の健康状態(樹勢や樹形)および各部位 (根元、幹、枝)から発せられる「サイン」を読み取り、判定を⾏います。

❷機器診断

特殊機器により樹⽊の腐朽や空洞を数値化‧可視化

キノコの発⽣や、根元の揺らぎなどに該当する場合には、必要に応じて機器診断を実施します。⽬視診断では分からない内部の状態を特殊機器により測定し、数値化‧可視化して対策をご提案します 。

樹⽊の周囲に複数のセンサーを設置し、ハンマーで叩いて⽣じる⾳波の伝達速度や電気抵 抗を測定し、空洞‧腐朽の位置や⼤きさを診断します。

①⾳波診断(PiCUS Sonic Tomograph)
樹⽊の健全材では⾳は速く伝わり、腐朽や空洞があると⾳は回り道をしたり減衰する特徴 を解析‧可視化します。

②電気抵抗診断(TreeTronic)
樹⽊の腐朽部は電気が流れやすく、空洞や健全⽊部は流れにくいという特徴を解析‧可視 化します。

樹⽊に極細ドリル(φ3㎜)を 打込み 、物理的抵抗値(侵⼊抵抗、回転抵抗)を 計測し 、解析 します。

専⽤の道具を⽤いて、⼟壌の硬さ、透⽔性や性質を計測、解析します 。

   診断から分かること

樹木の状態を多角的に診断し、安全性と今後の対応方針を明らかにします。

  • 樹⽊の健全度
  • 枝折れ倒⽊リスク
  • 内部腐朽の有無
  • 樹勢衰退の原因
  • ⼟壌の問題
  • 樹勢回復の可能性
  • 病害⾍等の対策
⼀⾒、健全に⾒えても、内部は腐朽が進⾏していることも‧‧‧

  診断後の提案

診断結果をもとに、樹木の回復・保護から安全対策まで最適な改善策をご提案します。

  • 樹勢回復作業(活力剤・剪定・土壌改良)
  • 幹・根の保護
  • 倒木防止の措置
  • 植栽計画の見直し
  • 雑木の庭に適した木の選び方

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